睡眠儀式とは?
ところで、睡眠に関係するホルモンとして、メラトニンはよく知られていますが、オレキシンという脳内ホルモンの作用のことをご存知ですか。
それは脳を活性化させ、興奮させる働きから別名ギラギラホルモンとも呼ばれているようです。睡眠障害のある方はどうやらこのギラギラホルモン(オレキシン)に大きな原因がありそうです。
具体的にいうと・・・夜眠る前に、印象の強いテレビ内容や、PC、スマホ、などの光作用、また熱いお風呂などでこのギラギラホルモンが働きだし、脳が昼間の行動のように勘違いを起こし活性化してしまい、結果睡眠障害になってしまうということです。
また、ストレスの多い方は、夜になると益々そのこと、つまりマイナスになることを考えてしまう。これも睡眠障害の大きな原因です。朝起きてから考えようと言い聞かせることも
では、睡眠に入道するには・・・
●テレビやPCやスマホは少なくても寝る30分前にはやめる。
熱いお風呂も同様、眠りに就きたい30分前に入ってギラギラホルモンを落ち着かせる。
●睡眠に入道するためには、リラックス効果を脳に使令できるような行動をする。
ギラギラホルモンを休憩モードへ導く行動。
例えば、四肢、末端に血が拡散していく行動、つまり、手足を温めるとか、手足に意識を向けるグーチョキパーをするとか。睡眠誘導してくれそうな
音楽をかけるとか。
そういえば東洋医学の先生が<睡眠儀式>の話をしていたのを思いだしました。
彼は、いつも寝る前に決めている同じ行動を取っていました。それは、眠りにつくことを脳へ使令することになり、良い暗示効果となるので、そのことを睡眠儀式と呼んでいたのです。
ストレスの多い方は、ゆるになると益々考えるという行為の繰り返しをしています。明日の朝になってから考えよう!やめた、やめた!と自分に言い聞かせるのも大切な方法です。
眠れない方は間違った睡眠儀式を脳に植え付けているという事にもなりますので・・・。眠れない方、眠る前の行動を見直すと悩みが一つ消えますよ。
~ウィキュペデアから~
オレキシンとは、神経ペプチドの一種である。摂食中枢として知られる視床下部外側野限局するニューロンに局在する。当初、摂食行動の制御因子の一つとして注目を浴びた。その後、オレキシンやその受容体の変異動物モデルの解析、および臨床的研究によりオレキシン産生ニューロンの変性・脱落がナルコレプシーの原因であることが明らかになり、この物質が覚醒の維持にも重要な役割を担っていることが明らかになった。
オレキシン系は睡眠・覚醒調節機構の重要な要素であるだけでなく、情動やエネルギーバランスに応じ、睡眠・覚醒や報酬系そして摂食行動を適切に制御する統合的な機能を担っている。
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